許容値
シャフトの回転速度は、アライメントの必要性を決定します。RPMの値を選択すると、対応する許容値が自動的に設定されます。
マシンのRPMが大きくなるほど、許容範囲を狭くする必要があります。
- カップリング上で、
をタップします。
-
をタップして許容値のメニューを表示します。
- 許容値のオン/オフを切り替えます。
- 現在のRPM。
- 選択許容値。
- 許容範囲。
- カスタム許容値を追加します。
組み込み許容値
システムには、Easy-Laser規格とANSI規格の2種類の組み込み許容値があります。
システムでは最後に選択された許容値を記憶し、新しい測定セッションが作成されたときに、
その許容値をデフォルトの選択として使用します。RPMの値を設定すると、許容値が有効化されます。
Easy-Laser
「良好」の許容値レベルが、重要性の低いマシンの再アライメントに使用されます。新しく導入したマシンや重要なマシンは、常に「最高」の許容値レベルでアライメントを行う必要があります。
以下の2種類の許容値レベルがあります。
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許容範囲外であることを示しています。赤色の背景。 |
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良好。黄色の背景。 |
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最高。緑色の背景。 |
ANSI規格
ANSI/ASA S2.75-2017規格を使用できます。この規格には以下の3種類の許容値レベルがあります。
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許容範囲外であることを示しています。赤色の背景。 |
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最小限。オレンジ色の背景。 |
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標準。黄色の背景。 |
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精密。緑色の背景。 |
カスタム許容値
RPMが低い場合でも、多くのマシンを非常に正確に調整する必要があります。独自のユーザー定義の許容値を追加できます。
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をタップします。
- オフセットと角度の値を入力します。
-
をタップしてカスタム許容値を追加します。
カスタム許容値には2種類の許容値レベルがあります。
スペーサーシャフトの許容値
スペーサーシャフトを選択した場合は、オフセットの許容値は使用されません。両方の角度(AとB)が比較され、許容範囲内である必要があります。