許容値

シャフトの回転速度は、アライメントの必要性を決定します。RPMの値を選択すると、対応する許容値が自動的に設定されます。

マシンのRPMが大きくなるほど、許容範囲を狭くする必要があります。

  1. カップリング上で、 をタップします。
  2. をタップして許容値のメニューを表示します。

  1. 許容値のオン/オフを切り替えます。
  2. 現在のRPM。
  3. 選択許容値。
  4. 許容範囲。
  5. カスタム許容値を追加します。

組み込み許容値

システムには、Easy-Laser規格ANSI規格の2種類の組み込み許容値があります。
システムでは最後に選択された許容値を記憶し、新しい測定セッションが作成されたときに、
その許容値をデフォルトの選択として使用します。RPMの値を設定すると、許容値が有効化されます。

Easy-Laser

「良好」の許容値レベルが、重要性の低いマシンの再アライメントに使用されます。新しく導入したマシンや重要なマシンは、常に「最高」の許容値レベルでアライメントを行う必要があります。

以下の2種類の許容値レベルがあります。

許容範囲外であることを示しています。赤色の背景。
良好。黄色の背景。
最高。緑色の背景。

ANSI規格

ANSI/ASA S2.75-2017規格を使用できます。この規格には以下の3種類の許容値レベルがあります。

許容範囲外であることを示しています。赤色の背景。
最小限。オレンジ色の背景。
標準。黄色の背景。
精密。緑色の背景。

カスタム許容値

RPMが低い場合でも、多くのマシンを非常に正確に調整する必要があります。独自のユーザー定義の許容値を追加できます。

  1. をタップします。
  2. オフセットと角度の値を入力します。
  3. をタップしてカスタム許容値を追加します。

カスタム許容値には2種類の許容値レベルがあります。

スペーサーシャフトの許容値

スペーサーシャフトを選択した場合は、オフセットの許容値は使用されません。両方の角度(AとB)が比較され、許容範囲内である必要があります。