XT22電子水準器の垂直方向のキャリブレーション
電子水準器の垂直方向のキャリブレーションを行う前に、両方の電子水準器の水平方向のキャリブレーションを行う必要があります。アプリではXT22垂直水準器用のキャリブレーションプログラムを提供していません。代わりに、値プログラムを使用して手動でキャリブレーションを行います。
注:XT22レーザートランスミッターのキャリブレーションで使用できる受光器はXT70のみです。
水平方向のレベル調整
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を選択して値プログラムを開きます。受光器とレーザートランスミッターを接続します。
- 測定ビュー
に移動します。
- レーザートランスミッター [A] を、平らで表面が汚れていない安定した場所に設置します。
- 角度調整ねじ [B] を使用して、レーザートランスミッターの水平度を電子水準器に従って調整します。
簡単なアライメント
- 受光器を1の位置に設置して、レーザー光が中心に当たるようになるまで受光器を移動させます。
- 受光器の位置に印を付けます。
- 受光器を2の位置に設置して、レーザー光が中心に当たるようになるまで受光器を移動させます。
- 受光器の位置に印を付けます。
位置Aと位置Bの間隔は1 m以上、理想は5~10 mです。
ゼロ設定と値の読み取り
- 受光器を1の位置に戻します。
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を選択して値をゼロに設定します。
- 受光器を2の位置に移動させます。
をタップして値を保存します。
垂直方向へのレーザートランスミッターの取り付け
- マルチブラケット12-1275や他の取付けオプションを使用してレーザートランスミッターを垂直方向に取り付けます。
- 2の位置で受光器の簡単なアライメントを行います(±0.1mm)。
注:レーザートランスミッターはXT22の製品ラベルを上に向けて取り付ける必要があります。以下の画像を参照してください。
ゼロ設定と調整
- 受光器を1の位置に戻します。
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を選択して値をゼロに設定します。
- 受光器を2の位置に移動させます。
- 角度調整ねじ [C] を使用して、手順11で保存した値と同じ垂直方向の値になるまでレーザートランスミッターを調整します。
- 1の位置で0となり2の位置で正しい値になるまで、手順14から17を繰り返します。
水準器のキャリブレーション
- [Zのキャリブレーション] を選択して、レーザートランスミッターのアプリコンテキストメニューから電子水準器のキャリブレーションを行います。
キャリブレーションの精度の確認
- 手順4から18を繰り返して、電子水準器のライブ測定値を確認します。電子水準器のライブ測定値がゼロに近くなっている必要があります。
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